今日は吹付断熱(エアクララ)のお話です。
前回でもお伝えした通り、ファース工法では内外のダブル断熱を採用しております。
内断熱材の「エアクララ」は、専門業者(認定施工業者)によって吹き付け施工するため、すき間なく断熱材が施工できるので
C値=0.3~0.6㎠/㎡という高い気密性を確保する事が出来ます。
これは、40坪の住宅で名刺2.5~5枚程度のすき間しかない事になります。




今日は吹付断熱(エアクララ)のお話です。
前回でもお伝えした通り、ファース工法では内外のダブル断熱を採用しております。
内断熱材の「エアクララ」は、専門業者(認定施工業者)によって吹き付け施工するため、すき間なく断熱材が施工できるので
C値=0.3~0.6㎠/㎡という高い気密性を確保する事が出来ます。
これは、40坪の住宅で名刺2.5~5枚程度のすき間しかない事になります。
今日は外張り断熱の施工風景です。
その名の通り、断熱には内側からする方法と外側からする方法とがあります。
ファースの家は内外ダブル断熱。
まずは外張り断熱から見て参りましょう。
畳1帖ほどの大きさです。
外気側はアルミ箔、中央は硬質ウレタンフォーム、室内側はポリエチレンコートクラフト紙になっています。
施工するとこんな感じ。
半内・半外断熱の、内外ダブル断熱工法を構築する
ファース工法は、内断熱と外断熱双方のメリットを、できるだけ多くピックアップしようと研究を重ねました。
外側には、断熱性能の最も高いウレタン系で、さらに火炎対策、遮熱対策(太陽熱を跳ね返す)を施した断熱材「ファースボードK」を用いました。
そのため、外断熱の効果を保ちながら、その外側に取り付ける外壁材の重さで、外壁材の凸凹を防ぐことができるようになりました。
しかし、それだけでは断熱材の厚さが不足しているため、その外側の樹脂断熱材に内側からウレタン樹脂をスプレー発泡で、半分だけ内断熱にする方法を用いることにしました。
このように、「ファース工法」は半内・半外断熱という、独自の方式を作り上げました。
後に、内部側に通気層(インナー通気層)を設け、そこに家屋内の空気を循環させる方式へと進化します。
この工法は幾つかの特許登録を取得しています。
※ファースHPより引用
弊社はさらにALC(軽量コンクリートパネル37㎜)の外壁材を標準仕様としています。
高断熱とはまさにこの事です。
さて今日はシリーズ 空気サラサラ ファースの家
「縁の下の力持ち」 についてです。
ファース工法の1F床下にはファースシリカの他にもファースタイトプレート というものも設置がされます。
蓄熱蓄冷で住宅内部の温度を均一に。
床下に複数枚を敷設するH600×W250×D25mmの蓄熱パネルで
住宅内の暖気や冷気の熱を蓄え温度の均一化を行います。
電源などを用いることなく、置くだけで使用できます。
簡単に身近なものでいえば保冷剤(アイスノン)のようなものです。
性能自体は全然違います。
冬場、窓から入り込む日射熱や暖房の熱を床下に敷き詰めたタイトプレートが逃さず、蓄えて日射熱による室温の上昇を抑え、室温が低下すると蓄えた熱を徐々に放熱し、室温を程よく保つ平準化の役割を果たし生活空間を快適にします。
そして、暑い夏場には余計な放熱を起こさない設定になってますので
ご安心を。
質感は、プラスチック製のまな板の様な、ろうそくの様な、切り餅の様な感じw
来年の1月下旬には完成見学会を予定していますので
その時なら床下点検口から触れるかも・・・
温度・湿度・空気に、とことんこだわった快適空間をお届けするファース工法。
どんな事柄でもそうですが、目立ったスーパースターより
「縁の下の力持ち」 さんが
実はとっても重要な役割を担っていることが多々ありますよね。
私もそんな人になりたいです。
さて、寒さも本格化する中、弊社の造る「ファースの家」は着々と工事が進んでおります
先週末には「暖かい?!構造見学会」ということで開催させて頂きましたが構造見学会には、多くの方が足を運んで下さいました。
お施主様のご厚意に感謝し、皆様へ、この場を借りて厚く御礼申し上げます
完成見学会は1月末を予定しておりますので、構造を見られた方も、そうでない方も是非ご来場下さいませ
そんな構造見学会で皆様が注目されていたのは
「ファース専用サッシ」 です。
サッシとはつまり窓と、その枠の事です
なぜ注目が集まったのか?
それは、窓から逃げたり入ったりする熱 が皆様が思うよりも 多い からなんです!
なんと!!
窓やドアから 流出する熱が半分以上、窓なんです!!
逆に言えば、窓やドアをきちんとした性能で考えて施工すれば半分以上の熱の流出を減少させる事が出来ます。
それに必要なのが 高性能樹脂サッシ&Low-Eガラスの
「ファース専用サッシ」 です。
貴方のお宅の窓枠はどーでしょう?
一枚ガラスではないですか?アルミで出来ていませんか?
この時期、室内側から触って、冷たければ、ほぼほぼアルミサッシです。
右上の図を見て下さい
表面温度が全然違うのが分かります・・・。
日本の住宅におけるアルミサッシの普及率が62%
アルミ樹脂複合品を合わせれば92%なんです
そりゃ私もほぼほぼとか適当な事言えますよ
データが少し古いのでもう少し樹脂の普及率は上がっています(YKKの資料では17%程度?)。
ただし、世界からみても日本が乗り遅れている事は明らかです。
ここで突然ですがクイズ!!
アルミと樹脂の熱の伝わり方が
どれくらい違うかはご存知ですか?
2倍?
5倍?
10倍?
・・・・・。
答えは、1000倍です。
樹脂の熱伝導率は、熱を伝えやすいアルミに比べて約1000分の1です。
お料理に使うアルミ鍋を思い出してください。取っ手部分は、アルミの熱を手に伝えないように、樹脂でできています
下の図は世界の基準値。わかりやすいですね。
イギリス、アメリカ、オーストリア位までは性能値を上げたいところ
ただ、性能値の話をしてしまうと、ここでは語り尽くせませんので
樹脂サッシ にする事へのメリットを簡単にお伝えします
① 元気でいられる。
熱が伝わりにくい樹脂サッシなら、外気との温度差が少なくなるので結露がしにくい。
結露しにくいという事は、カビ・ダニが発生しにくい。
カビ・ダニの心配が解消されるという事は、アレルギー対策も出来、健康に良いという事。
(※室内の湿度にもよりますが、外気との温度差が10℃前後で通常結露します。)
交通事故より多いとされるヒートショックは室内の温度差による急激な変化に体が対応しきれず起きる現象。お風呂だけでなく夜中のトイレも危険なんです。
温度差を減少してくれる樹脂サッシを採用することは健康への近道です。
② お財布に優しい。
ファースの家は天井裏のエアコンで冬は暖房し、夏は冷房します。
樹脂窓による断熱性能を高めれば熱を逃がさず、効率よくエアコンが稼働するので冷暖房費の節約になります。
③ 快適性の向上(夏涼冬暖)。
日射取得と遮熱性に優れた窓を採用した樹脂サッシなら
夏涼しく、冬暖かい住宅を造る事が出来ます。
北海道で生まれたファース工法ですが、北海道の人が冬場、静岡のお宅にお邪魔すると
「静岡の家は寒い!」っと仰ります。それは北海道の90%以上が
樹脂サッシを使っているからこそ。
当たり前にある環境が「快適」なのか?
気候に恵まれた静岡人こそ、考えなければならないのが断熱性能による快適性なのかもしれません。
高性能樹脂サッシ&Low-Eガラスの
「ファース専用サッシ」
・・・気になりませんか?もっと知りたくないですか?
気になったそこの貴方、まずは下記HPから資料請求で、お気軽にお問合せ下さい
サッシについては「ファースの家」だけでなく、重量鉄骨構造でも同等性能の樹脂サッシが提案可能です
昨今、住宅を選択する上で多く聞く言葉があると思います。
その内の一つが 「高気密・高断熱」
弊社に限らず、どこでも謳っている言葉ですよね。
簡単に申し上げれば
高気密とは・・・家の隙間が少ない事。
高断熱とは・・・性能の高い断熱材を充填。または外側から覆って家の中と外の環境を分け、熱が伝わるのを少なくすること。
もっと簡単に言うのであれば、家自体を魔法瓶のようにしてあげる って事です。
冬場でもきちんと密閉された魔法瓶に入れた飲料は朝方から夕方近くまで暖かいですよね。
でも、プラスチック容器に入れた飲み物だったらどうでしょう?
容器を通して外気に触れ、熱が逃げ、1時間もすれば冷たくなってしまうでしょう
それは家も同じで、気密が低ければ、隙間だらけの家になり、隙間風にさらされ(昔の家は風通しが良く、寒さに体が強くなるなんて美化されていましたが・・・)←嘘っぱち
ガンガン暖房をかけても、どんどん外に逃げて行きます。そしてフル稼働した家電により光熱費がUP
昔の自宅がそうでした(体験済)
断熱に関しても、いくら高性能値を叩き出している断熱材を施工しても隙間なく、きちんと施工してなければ、何の意味もありません。家の中と外を分けてあげるという根本が出来ていないといけないということです。
ですから、両方が整ってはじめて 「高気密・高断熱」 になるんです。
「なんか密閉された空間みたいで嫌だ・・・」なんて声も上がるかも知れませんが、ご心配なく
換気については「幸せの秘密」シリーズで、改めて掲載致します
さて、今週の構造見学会でご覧頂けるのは、ファース工法です。
「ウレタンフォーム」と「外張り断熱」いう言葉が出ていましたね。
ウレタンの商品名は「エアクララ」 です。
ハイジの友達じゃないよ
外張り断熱材は「ファースボードK」
「ファースの家」は外と内からのダブル断熱、断熱性能の高いウレタン系の断熱材を使用しています。
外側には専用のウレタン系板状断熱材「ファースボードK」を、内側はウレタン樹脂系の「エアクララ」を屋根から壁、基礎まで、家中を覆うように吹き付け施工します。
「エアクララ」とは、ファース工法専用の断熱材で、大型冷蔵庫用の断熱材を住宅用に改良したもので、断熱材であると同時に気密材としての役割も果たします。
「エアクララ」は熱伝導率0.021w/mKという高い断熱性能を持ち、これはグラスウールと比べるとエアクララ施工厚60mmでグラスウール(16K)の130mm分に相当します。
「内断熱材の「エアクララ」は、専門業者によって吹き付け施工するため、すき間なく断熱材が施工できるので、0.3~0.6㎠/㎡という高い気密性を確保する事が出来ます。
これは、40坪の住宅で、名刺2.5~5枚程度のすき間しかない事になります。
※ファースHPより参照
前ブログで気密試験を行いましたが、C値=0.3㎠/㎡
ちょうど現場のお宅は40坪位ですので、隙間面積=名刺2.5枚程度
隙間がほとんど無いって事が良くわかります。
隙間が無くなれば、熱が逃げず、入ってもこないので効率よくエアコン等が働き、光熱費はDown
無駄なコストが抑えられます
全館空調で、夏涼冬暖が可能な意味がご理解頂けると思います。
そうそう、この気密試験ですが弊社は吹付断熱材施工の場合、一棟一棟この試験を行います
きちんと施工されている確認をするのです
高性能をうたった住宅は多々ありますが、一律にその性能が出ているか?確認されているか?は疑問です
実際に立つ家の性能を数値化し、確認出来る事は、安心に繋がります。
「高気密・高断熱の住宅です!」
この言葉を鵜呑みにするのはやめましょう。
そして、実際にご自身の目で確認をして、納得して、選択して下さい。
「高気密・高断熱の住宅です!」
この言葉を鵜呑みにするのはやめましょう。
そして、実際にご自身の目で確認をして、納得して、選択して下さい。
ということで・・・
下記添付の通り、お待ちしております