3月初めの着工から、約2週間 配筋検査を行いました。

住宅を建てていただいた場合、建築基準法と 住宅瑕疵担保保険の検査を受ける必要があります。
検査は、
①配筋検査 (基礎のコンクリートを打つ前に、図面通りの配筋がされているかを チェック)
②中間検査 (内装工事に入る前に、屋根や軸組等、構造体の柱、梁、接合部や金物等のチェック)
③完了検査 (仕上げ材料や、非常用進入口、煙感知器等の基準設置物をチェック)
の 3回行われます。
検査は、特定行政庁、又は、指定確認検査機関から、検査員の方が来て、現場で、確認申請通りの建物が きちんと建てられているかどうかを検査します。
今回は、①の配筋検査です。
基礎部分は、コンクリートで覆われて、土の中に入って見えなくなってしまう為、配筋工事終了後、コンクリートを打つ直前に、配筋部分が 確認申請に提出した図面通りに施工されているかを、検査してもらいます。



鉄筋の間隔や、太さ、本数、傾き、曲がり等がないか、特に主筋の端部が重なることが多いコーナー部分は、定着長さ(鉄筋どおしが重なる長さ)が 規定どおりになっているか、検査員さんも、実際のスケールをあてて長さを確認し、写真に撮っています。


以前は、図面を現場でバサバサ広げながらの確認でしたが、数年前から、iPadで 申請図を見ながら 検査されるようになり、とってもスムーズに進みます。


こちらのお宅は、このびっちりとした基礎配筋の下に、地盤補強として、地面の中に、コンクリートの柱 Φ600 H1500 38本をつくる柱状改良工事を施工してあります。
検査は、問題なく合格!!
この後、コンクリートを打って、基礎部分が完成です。